去る4/2(月)、 青山のライブレストランの名店「CAY」にて 2月にガンで亡くなったレコーディングエンジニアの 「赤川新一さんを偲ぶ宴」が執り行われました。 あまりにあっという間の旅立ち。 今回は新潟での告別式に出られなかった 音楽関係者の皆さんの為に開かれた 赤川さんを偲び、語り、お別れをする日。 中央のステージには赤川さんの開発したスピーカーや 生前の写真がスライドとして上映され、 ステージサイドには桜の花が飾られていました。 主催の方によると「赤川さんと皆さんの最後のお花見」とのこと。
とにかく楽しく思い出を語る場にしたいとのことでした。 壁には赤川さんのスナップ写真の展示の数々。 いろんな表情が見えてリアル。 宴は葉加瀬瀬太郎さんの挨拶をきっかけに たくさんの著名人、音楽家、エンジニア、 連載してた雑誌や書籍の出版社・リットーミュージックの 社長さんなど、そうそうたる皆さんからの赤川エピソードが披露され、 会場は湧きました。 改めて、 人間的に懐深く、温かい、そして義理人情溢れる 素晴らしい赤川さんの人柄、お茶目な部分、 一方で仕事に厳しく、アーティストの心を誰よりも理解して アーティストが最高に心地よいレコーディングを目指した 誰もが尊敬する赤川さんの大きさを知りました。 赤川さんは私のメジャーデビューアルバムや ソロアルバムなど3枚のアルバムと1枚のシングルを エンジニアとして録音、ミックスなどを手掛けてくれて そして常に私の相談相手になってくれました。 (↓赤川さんの手掛けたアルバムのごく一部の展示) 私の富山のライブに来てくれたり、 赤川さんの地元のイベントに出してもらったりもして 私は兄のように慕い、頼ってました。 その指針を失った喪失感は膨大ですが、 今回、この宴で再会したミュージシャンも多く、 新たな出会いもありました。 きっとこの機会や出会いを繋いで 赤川さんを忘れないこと、 そして更に素敵な音楽を紡いでいくこと、 これが大切なんだと思います。 赤川さんが皆に、私に、残してくれたもの これをしっかり心に刻んでまた 1日1日大切に生きて行きたいと思いました。 赤川さん、本当にありがとう。 そして、さようなら。
by nami_privateroom
| 2018-04-04 12:00
| つれづれ・・
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Nami
ヴォーカリスト。
violinとのユニットSora、 フレンチポップテイストの Step To Heavenや Ensuiteを経て、 2007年ソロアルバム発売。 以後楽曲制作をしつつ、 都内ライブハウス等で 活動をしています。 オリジナル・POPS、 時々JAZZも歌ってます。 検索
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