祈りの虹

一昨日、大切な友人で、

レコーディングエンジニアの

赤川新一さんの訃報が届きました。

彼は音楽の制作現場では欠かせない存在で、

すごく尊敬していた方でもありました。

 

技術のカリスマ性はもちろん、人間的にも本当に人望厚く、

暖かいお人柄でたくさんのファンや仲間がいて、

音楽雑誌の彼の連載はいつも楽しみに読んでいました。

 

私自身もこの10数年来、ずっとアルバム制作やライブ、

人生相談のようなことにも付き合っていただいたりして

改めて人間味のある素晴らしい方だったと痛感します。

 

彼は私のボーカルを認め、いつも褒めてくれました。

出会ってからの私の成長の歴史をずっと見守ってもきてくれて

要所要所には必ずこの方がいました。

 

もちろん一昨年のアルバムでもお世話になり、

また、その人を通してたくさんの方にめぐり会い、

輪が広がりました。


まるで兄のように慕っていました。

 

・・もう話し出すと思い出話が止まらないほどです。

思い出し過ぎて涙も止まりません。

 

 

まだ56歳。胃がんで逝去。。

 

今の時代、旅立つには若すぎます。

 

これからまだまだ音楽の話をして、

一緒に音楽を作りたかったのに・・

 

この突然すぎる嘘のような訃報に

一昨日は全然実感がわきませんでした。

 

一昨日からたくさんの音楽関係者・ミュージシャンが

ネット上で彼の訃報を悼み、語っています。

 

それを読んでいると、じわじわと実感がわいてきて

「本当に旅立ってしまったんだ。」と

辛い気持ちがこみ上げました。

 

もう赤川さんはこの世にいないんだ。

 

 

 

お別れの時は突然やってきます。

余程いつもその人と行動を共にしていないと

病気になって療養されてたこともしらないまま

訃報だけが突然届きます。

 

その時に後悔しないよう、

大切な人との瞬間瞬間を心を込めて

過ごさなければいけないと今回改めて強く感じました。

 

 

今はまだ思い出にできないまま

寂しさに打ちひしがれていますが、

 

これからまた一層、大切な人に贈る歌を

心を込めて歌っていこうと思います。

 

 

ちなみに、一昨年の私のアルバに入ってる

「祈りの虹」という曲。

 

これはまさに旅立った人へのレクイエムであり、祈りです。

 

そして偶然にも

今回旅立った赤川さんがまさにレコーディングしてくれた曲。

 

この祈り、気持ちをそのまま

大切な友人、赤川新一さんに捧げたいと思います。

 

感謝と希望を込めて・・

 

 

「祈りの虹」  

作詞 高田なみ 作曲 中西俊博

 

ハラリ ハラリ 窓をつたう モノクロの雨

ハラリ ハラリ 悲しみを抱えて流れる

小川になり 海へ還るのでしょう

 

祈りの虹 胸の中の小さな空 駆け抜けてく

今 雲を開き 薄紅色 闇を照らす

たどり着いた先で あなたにまた逢えるように

 

光の道 探しながら 夢の記憶 たどりながら

今 街の色が 一つずつ蘇る

たどり着いた先で あなたにまた逢えるように

 

 


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by nami_privateroom | 2018-01-27 06:41 | 報告 | Comments(2)
Commented by hiroton at 2018-01-27 10:28 x
大切な方が突然いなくなると、なかなか実感がわかないですよね。
まだどこかにいるような。
なみちゃんと一緒に作られた音楽はずっと残る、これってなんかすごい事ですね。
心よりご冥福をお祈りしています
Commented by nami_privateroom at 2018-01-27 14:30
ヒロトンさん
今回も暖かいコメントをありがとうございます。先程赤川さんの地元・新潟でのお葬式に参列してきました。

葉加瀬太郎さんもいらしてましたよ(私の右斜め少し前に座っておられました)。赤川さんは葉加瀬さんのアルバムをたくさん手掛けてるエンジニアで、お2人は凄く仲良しだったので、きっとヒロトンさんのお持ちの太郎さんCDにも名前が載ってると思います。葉加瀬さんはサングラスしてましたが、最前列に座り泣いてたようです。肩が震えてました。

作品が残る喜びと、今後一緒に作れない悲しみ、寂しさ。それを感じてるアーティストはたくさんいると思います。

惜しい人を亡くして、本当に残念な気持ちでいっぱいですが、出会えたことには感謝したいと思います(T_T)
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